::

Home > 三沢タイムズ コラム > 25.「朋あり遠方より来る、亦楽しからずや」

25.「朋あり遠方より来る、亦楽しからずや」山さんのコラム

 何かと忙しかったお盆も過ぎほっとしている今日この頃ですが、今回は『朋(友)あり遠方より来る、亦(又)楽しからずや』について書いてみます。今、開催中の北京オリンピック開会式でもこの言葉が引用されました。孔子の『論語』にある有名な言葉なので誰でも知ってはいますが、本来の意味は「遠くからわざわざ友人が共に学ぼうと訪ねて来る。自分の学ぶ道に理解者があることは、なんとも楽しいことである」(講談社『日本語大辞典』より)だそうです。

 山さんも一般的に「遠くの友達が遊びに来てくれた。本当に楽しく嬉しいな!」という意味にしか理解していませんでした。正しい解釈を理解した上で一般的な解釈に従って書かせてもらいます。今年は三つも、いや、北京オリンピックを入れて四つも嬉しい『朋(友)あり遠方より来る、亦(又)楽しからずや』があったからです。

 一つ目は、勤務時代の海外派遣仲間「八七の会(1987年の派遣)」の集まりが七月末に作並温泉で開催され参加したことです。今から二十一年前に東西ドイツ、フランス、イギリスの学校訪問をした仲間(来年度からは全員が退職者)ですが、高齢化が進みすでに数名が故人になるなど、体調の思わしくない方々も多く参加者は激減状態です。逆に夫婦での参加者が増え、より家族的な親近感のもてる会合となりました。

集まった仲間は少ないが当時を思い出し、一泊二日を楽しんで来年の再会を楽しみに帰路に着きました。来年は山さんの担当なので、三沢市で開催することになります。

 二つ目は、山さんの中学校の同期会がお盆中にあり、約三十名の六十三歳が集まって楽しく過ごす機会があったことです。千葉県から参加した女性は、転んで怪我をしたのにどうしても出たい一心で回復し、「参加して良かった。主人も子ども達も参加すればもっと良くなるので、是非参加した方がいいよ!」と言ってくれたそうで、本人は「本当に参加して良かった!来なければ後悔したし、回復もここまでできなかったかもしれない。」と大変喜んでいました。三年ぶりの同期会でしたが、それでも中学時代の事を初めて聞かされたり話したりと、自分が知らない事を相手が知っていたりその逆もあるなど、何年経っても会うたびに懐かしさが深まるから同期会は不思議です。

 三のつ目は、三沢市と姉妹都市を結んでいるアメリカのウェナッチバレーの皆様方が、三沢祭りに合わせて来訪中で山さん宅でも一名の女性をホームスティ(19日~24日)させています。今回で五回目ですので特別な気遣いもせずに自然体で受け入れています。距離からすれば一番の遠方より来る友です。英語が話せない山さんは、妻に頼り切りなので、これを機会に英語学校にでも通い始めようかとも考えています。

 私達人間は、人に支えられ他人を支えてあげてこそ、個人としての友や団体及び国を越えた友との交流を通して、『朋(友)あり遠方より来る、亦(又)楽しからずや』を実感できるのではないでしょうか?

2008.08.20




まだコメントはありません

:

:
:
※上記、お名前だけでコメント投稿可能です。お名前は14文字以内でお願いします。


トラックバックURL:


コラムカテゴリー

misawatimes


Copyright (C) 2007 Misawa-Times All Rights Reserved | お問い合わせ