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9.自己満足と自己反省について

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 今回は、山さんが生き方のモットーとしてしてきた言葉である何事も『半分の自己満足、半分の反省』からスタートすれば腹も立たず、自分のした仕事にも納得ができて毎日が楽しく過ごせるということを書いてみたいと思います。この言葉は山さんが勝手に作った言葉ですので、簡単にその経過を述べさせてもらいます。人によっては消極的過ぎると思いますでしょうか?

 若い頃の山さんは、いつも元気で納得できないことは直ぐに手を上げてよく上司や同僚を困らせていたものです。自分は正しいと信じて発言したり行動したつもりが否定されたり、一生懸命仕事をしたのに評価されず落ち込んだりを繰り返しているうちに、「誰に何と言われようと私は一生懸命やったんだ!でも、考えてみれば反省すべき点も確かにあるな」と思って、考えついた言葉が『半分の自己満足、半分の反省』でした。

 この『半分の自己満足、半分の反省』は、まず、何事も自己満足を半分と自己反省を半分からスタートすればいいということです。つまり、他人に何と言われようとも「今回の事は、自己満足は3割だが反省は7割だ」とか「今回は、自己満足は6割だが反省は4割だ」というように考えてみることで、上司や同僚から何と言われても腹を立てることもなく、「うん、そうだ、そうだ!」と笑顔で対応することができるようになったのですから感謝です。自分が上司になった時も同様な考え方で対応できたので、どんなことを言われても気にせず気持ちよく仕事ができたことに感謝しています。

 最近、読んでいた本『ツキと幸福を呼び込むHappy貯金箱よっちゃん』(王様文庫)に偶然、<この世には'50-50の法則'というのがあって、常に自分への賞賛が50%、自分への批判が50%>という言葉を発見して、なるほどと思いました。山さんの考えた言葉も根拠があったんだと、この年になって一人で納得しています。「言いたいやつには、言わせておけばいい」(同書より)という気持も大事ですよね。
現在、つたないコラムを連載させてもらっていますが、同様に『半分の自己満足と、半分の反省』と'50-50の法則'を常に考えながら楽しんで書かせてもらっています。

 

8.問題解決のための言葉は?

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 山さんが大学生の頃、アルメガ会(アルファーからオメガーまでという意味で、何事も幅広い内容の本を読み議論しよう、という会)に所属し、当時、流行していた中国の毛沢東著『実践論・矛盾論』やフランスのカミュ著『異邦人』等を読んだことが懐かしく思い出されます。その中でも毛沢東著『実践論・矛盾論』に書かれてあった次のような言葉は、その後の山さんの物事を解決する考え方に大きな影響を与えていきます。

 それは、『物事には主要な矛盾と従属的な矛盾があり、従属的な矛盾をいくら解決しても主要な矛盾の解決にはならない』というような言葉であった。私が教師や人間として出発するに当たって、何か物事を判断するときには必ずこの言葉を思い出して対応してきました。静かに時間を置いて考えれば、今、何を解決することが一番大事なのかがよくわかり大いに助けられた言葉です。

 山さんは「物事には解決するべき本当に大事な問題とそれに付随するたくさんの問題があるが、付随する問題をいくら解決しても次から次と別な問題が発生して来るので、本当に大事な問題の解決に迫る事をしなければ、本当の解決にはならない」と解釈をして、多くの物事の解決に当たってきました。そのおかげで、ずいぶんいろいろな事柄の解決に活用させてもらい助かりました。

 この言葉を頭において考えれば、いつでも本題から外れることがなく正しい議論ができ、意見を述べることができたので本当に感謝しています。議題から外れた意見を言う人は、従属的な矛盾のみを強調して、主要な矛盾に触れていないからなのです。このことは、特に話し合いの司会をしたり、まとめをする方には、心してもらえば大いに参考になるのではないでしょうか?

 学校は、何かと会議の多い場ですので、話す人の意見を聞けばその人が本題からずれた意見を言っているのか?本題に迫る意見を言っているのか?がよくわかり、その人の考え方を理解する基準にもなりました。よく<核心を突く意見>と言いますが、これこそ主要な矛盾を言い当てているのであり、<的外れな意見>は従属的な意見のみでしかないのです。国会中継や討論会などをこのような考え方で聞いていると、楽しくなりますよ。山さんは、毎日の生活の中にも主要な矛盾を探して楽しんでいます。

 

7.厳しさに感謝できる人間でありたい

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 人間は、ややもすれば厳しい事を言われると、どうしても嫌な気がして腹を立てたくなります。今回はその厳しさについての言葉を見つけました。ジャーナリストの櫻井よし子さんのお母さんが話していた言葉です。
『人間はね、一番厳しい事を言ってくれる人がいることに感謝しなくちゃいけないの。一番厳しい事を言われた時に、その言葉に耳を傾けることが、とても大事なのです』なるほど納得です。
そういえば、後で冷静になって考えてみれば、<感謝しなくては・・!>と思う事が多いから不思議です。

 山さんが<納得!>と言っても、言われる身になってみれば、その相手や言われ方によっては、心に大きなダメージを受けることもありますので、一概には厳しさに感謝できないかもしれません。櫻井さんのお母さんは、「あなたのことを思って一番厳しい事を言ってくれた方に感謝しましょう!」と話しているのだろうと山さんは解釈して書いています。

 一番厳しい本当の事を言ってくれる人は、その人を何とかしたい、今より成長してほしい、と思うからこそ言うはずです。相手の話す厳しさの本当の意味や思いが理解できない人は、人間としても仕事の面でも成長できないで終わることでしょう。山さんも「冷たくすることも親切でありやさしさだ」と思っていますので同感です。人間は自分も気がついていることを他人に言われるのが嫌だからこそ腹が立つのであり、ビックリもするのです。だから、後で落ち着いて考えれば、自分のことを思って厳しい事を言ってくれたのだなぁ、と感謝できるのです。そんな人間になりたいものです。中には全く気づかないで腹を立てている方もいるとすれば、本当に悲しいことです。

 言われた事に腹を立てるのか?感謝するか?で、人間として生き方や仕事に対する取り組み方が、大きく違ってきます。相手に対して、その人の受け取り方でしょうが、厳しさに感謝できる人間でありたいものです。山さんは、感謝には感謝が必ず返ってくるものと信じています。相手に感謝、自分に感謝ですね。

 

6.お酒は楽しく飲みたい

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 師走まであと一ヶ月を残すだけとなりましたが、早い職場や団体では11月上旬から忘年会等の飲み会が始まることでしょう。山さんの所属する合唱団三沢エンテンコールも11月10日(土)に忘年会を予定しています。そうでなければ、勤務している団員がそろわないので、毎年11月の第一土曜日をめどに開催するのが恒例となっています。

 そこで今回の“光る言葉”は、皆さんもよく本で読んだり聞いたりしたことがある『一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む』(出典不明)を取り上げてみました。一杯、二杯、三杯と読んでいくに従って、なんだか怖くなってきそうな気がしてなりません。『酒は百薬の長、酒は百薬の毒』(出典不明)という似たような言葉もあります。

 お酒の大好きな山さんにとっては、実に耳の痛い言葉なのですが、反面、お酒が好きだからこそしっかり心に記憶してお酒を飲みたいとも思います。若い頃の山さんは、酒に飲まれたことが何回もあって恥ずかしい限りでした。一杯目の「人が酒を飲んでいる」うちはいいのですが、二杯目の「酒が酒を飲み始める」とどこかでブレーキが利かずに「酒が人を飲む」、つまり酒に飲まれてしまっているのです。「酒を飲んでも酒に飲まれるな!」ということは、よく言われているのに・・・。今はようやくお酒を楽しみながら飲んでいますよ。

 せっかくのお酒を飲む機会を楽しく過ごして、明日の活力に繋げていくようにしたいものです。出来れば二杯目から心して楽しく飲めれば、健康のためにや同僚、仲間にとっても有意義な会合になることでしょう。どんな事があってもお酒のせいにすることなく、明るく楽しいお酒を飲むようにしたいですね!お酒を飲めない方には無理強いをすることなく、車を運転する方には「飲んだら乗るな!」「飲んだら乗らせるな!」もお互いに声を掛け合い、いつでも楽しいお酒を飲みたいものです。そうであればこそ、自分も気持ちがよく、翌日の仕事にも好影響を与え、仲間や家族にも喜ばれるはずです。よい師走を!

 

5.最もよい教師と親とは?

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 イギリスで自由教育を実践した有名な教育学者ニールは『教師の権威とは何だ。最もよい教師とは、子どもと共に笑う教師である』と言っている。
上記の言葉の“教師”を“親”に代えて読んでみても実に味わいのある“光る言葉”であると山さんは思っている。
元教師の山さんにとっては、若い教師時代を反省させられる非常に意味深い考えさせられる言葉でもある。

 山さんは大学を卒業し二十歳を過ぎたばかりで念願の教師になり、田舎の小学校に赴任して四年生を担任する。
人間性も教師意識もしっかり持たないままのスタートでしたので、<いつも子どもを笑っていた教師>であったような気がしてならない。
教師の権威も持たず<最もよくない教師>であったと大変申し訳ない気持で一杯である。
それでは、<子どもと共に笑う教師>になれたのはいつの頃だったかと問われれば答えようがない。
正確には、担任した子ども達から聞いてもらうしかない。

 教師も親も常に<子どもと共に泣き、笑い、喜べる>人間関係の毎日でありたいものです。
そうすれば、子ども達は学校でも家庭でも楽しく過ごせ、表情にも明るさが見え、活動的な毎日を過ごせるはずです。
教師も親も時として、その日の忙しさにだけ目が向いて子どもの気持をよく考えもせずに、簡単に子どもを笑ったり叱ったりすることがあるものです。
いくら多忙でもその子どもの性格と気持をよく考えた上で接する努力をしたいものです。
そうすることが<最もよい教師と親>に近づく第一歩であり、<教師と親の権威>にもつながると考える山さんなのですが・・・。

 

4.変える勇気と素早い判断力

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 一ツ橋大学教授の座を捨ててソニーの社外重役に就いた経済学者の中谷巌氏が『会社の中でここを変えたほうがいいということは、経営者なら誰でも分かっている。分かって変えられる会社は伸び、変えられない会社はつぶれる』と言っている。

 このことは、会社の経営者のみではなく、人の上に立つ方々にも言える大事な"光る言葉”ではないでしょうか。
分かった事を実行できる勇気は簡単なようで難しいことだからです。
その人の面子や立場、対人関係などが決断と勇気にブレーキを掛けてしまうことが多いのです。
 
 こんな言葉も見つけました。
『会社で、上司は部下を見るのに三年かかり、部下は上司を三日で分かる』というのです。
部下は直感的に上司を三日あれば自分なりに判断できるが、上司は部下が多いために本人を理解するために時間がかかってしまうのでしょう。

 人間として、お互いになるべく早く正しく理解し合えるために人間性を磨き、素早い勇気と決断力を持ちたいものです。

 

3.日常における三つの管理を考える

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 山さんは現職の時、常に職員に『三つの管理(健康管理<栄養管理を含む>、時間管理、仕事管理)をしっかり!)』と訴えてきました。
特に若い職員に対しては何度も話したのですが、何人の心に残ったかは今もって不明です。

 上記の三つの管理なくしては、どんな方もどんな仕事も上手くいきません。
これは山さん自身への自戒の意味でもありました。
健康管理なくして時間管理も仕事管理もできませんし、同様に時間管理にしても仕事管理にしても同じです。
どれか一つに心の緩みがあっては、ほかの二つに影響し最後には自分が倒れ、同僚に迷惑を掛けることになるからです。

 退職後の山さんにとっては、仕事管理は心配しなくてもよくなりましたが、それでも自分で予定している仕事を頭において、三つの管理には現在も努力しているつもりです。
ただ、どうしても仕事管理だけではついつい責任がないので今もって要注意ですが・・・。

さて、皆さんはどう考えますでしょうか?

 

2.人間は誰でも一年を楽しみたい

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 『一日を楽しむなら床屋に行け、一ヶ月を楽しむなら結婚しろ、一年を楽しむなら嘘を言うな』という諺がある。

 そう言えば、散髪をした日は何故か浮き浮きするし、その日が頭の先から足元まで気持ちが良くてならないのは山さんだけではないでしょう。

 結婚は一ヶ月しか楽しめないとは、これから結婚をする方々に大変失礼ですので、山さんとしては誤解のない解釈を次のように考えます。
一ヶ月を過ぎると仲の良い二人もお互いの我慢も限界を超え、ようやく本音が言える、より良い関係の時期に入るのだと思えばどうでしょうか?

 ‘一年を楽しむなら嘘を言うな’は、人間であればどなたでも一年を楽しみたいと思っていることを信じた上での諺ではないかと思う。一言で言えば誠に簡単なことですが、出来そうで出来ないのが‘嘘を言わない’ことです。
さて、山さんも皆さんと一年を楽しむために嘘は言わないようにしたいものです。

 

1.団体旅行とプライバシーの壁

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 『若い時、旅を致さねば年老いての物語がない』と言うが、若い頃には時間があってもお金がなく、山さんも二年前に退職を迎えたのを機会に何回か団体旅行に参加してみた。
一人で参加してもきっと皆さんと知り合いになれ、宴会等でもお互いの自己紹介などもあり、新たな方々との出会いがあるだろうと、若い頃の時代を期待して参加の旅行であった。

 『人との出会いを宝に!』をモットーに生きてきた山さんとしては、せっかく一緒になったと思って話しかけるのですが、ほとんどの方が反応をしてくれず、むしろ面倒臭そうに「え~!」とか「あ~」で終わりであった。
宴会でもそれぞれが一緒の仲間同士で話し飲み、楽しむだけであった。
個人参加者は入って行けない雰囲気であった。
主催者や添乗員に尋ねても「個人のことは教えられない」とのことであった。

 ‘プライバシーの壁’、正確には「個人情報の保護に関する法律」(平成15年5月成立、同17年4月より全面施行)のために、こんなにも団体旅行が味気なく窮屈になってしまったのにガッカリした山さんでした。

 

山さんの自己紹介

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昭和20年7月21日に青森市に生まれ、一週間程で青森空襲に遭遇する。

 ようやく生き延び父親の実家に引き上げて以来、三沢で育ち市内の小中高を卒業する。小さい時は内気で内向的な山さんでしたが、先生をしていた伯母(母の姉)の影響で教師の道を志すことになる。当時で言えば‘でもしか先生(仕方がないから先生にでもなろうか?)’でスタートをしたような恥ずかしく反省一杯の山さんでした。

 当時、1~2年勤務して先生が務まらなければ市役所(父が勤務)にでも入れてもらえれば・・などという軽い気持ちで教師生活を始めました。初任地の田子町立上郷小学校で4年生を担任して、子ども達と触れ合う中で子ども達が好きになり「自分には先生が向いているのではないだろうか?」と思うようになり、以来38年間の教職生活を終えて、現在に至っています。

学級担任を17年間、社会教育行政に9年間、教頭職4年間、校長職8年間

を経験した中で、多くの子ども達やその親御さん達、地域の方々、県や市町村行政の方々、社会教育関係の諸団体、共に勤務させてもらった上司や同僚の方々に多くの事柄を学ぶことが出来たことに感謝しています。

 学級担任当時は、学級の様子を子どもと家庭(親) に知らせるために『学級通信』を日刊で数年間、発行して来ました。校長になってからは、職員とゆっくり話す時間もなく、『校長室だより』として一週間に2~3回の割りで8年間、発行し配布してきました。

 退職後は、料理教室やフラワーアレンジメント教室、パソコン教室、ロード自転車に大学時代から続けている男声合唱(現在は三沢エンテンコールに所属)等で自分なりの時間割を作って毎日を過ごしています。時々、国内外の旅行にも出掛けて見聞を広げるというよりは、退職後の自分への慰労を楽しんでいます。今年で退職2年目を迎え、ようやく自分なりの生活リズムが分かるようになりました。


昭和43年~ 上郷小学校(田子町)で3年間 担任
昭和46年~ 道仏小学校(階上町)で5年間 担任
昭和51年~ 天ヶ森小学校で6年間 担任
昭和57年~ 天間林村教育委員会で社会教育主事を4年
昭和61年~ 木崎野小学校で3年間 担任
平成  1年~ 下田町教育委員会で社会教育主事を3年
平成  4年~ 教頭として泊小学校に3年
平成  7年~ 教頭として藤坂小学校に1年
平成  8年~ 上北教育事務所で社会教育を2年
平成10年~ 校長として開知小学校に3年
平成13年~ 校長として古間木小学校に2年
平成15年~ 校長として岡三沢小学校に3年

 

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